道中記:東海道2(品川宿→川崎宿)
[歩いた日]:2008/10/04 [歩いた時間]:15:00~18:30 [距離]:9.8 km [1日の距離]:17.6 km [日本橋からの距離]:17.6 km 日本橋より歩いて品川到着後、 さらにもう1つ先の宿場町「川崎」に向けて出発。 この区間は東海道のイイトコドリを考えている人にオススメ。 半分くらいの区間が国道から離れており、 風情ある小道を歩くことができる。 品川を出て少し国道15号を歩いた後、 左に折れてJR線の橋を渡る。 その先の京急線の踏切を越えると国道のにぎやかな感じはなくなり住宅地の静かな雰囲気に。 この辺は地図の指示が少し複雑なのでなんか迷った感があったが、 通りをよく見てみると、「旧東海道→」と案内板。 コレがなかったら確実に迷ってた、と思いつつ、 無事旧道入り。 旧道は大森まで続き、古い雰囲気が残っており実によい感じ。 この区間がね、すごくオススメなのよ。 ここだけ歩きに来てもよいと思うほど。 宿場町時代の昔からとして栄えてきたのだろう、 そのまま昔ながらの商店街になっている。 さらによいところは、この商店街が旧東海道を町おこしに使っているところ。 史跡の碑やら解説版があちらこちらにある。 途中に休める公園やトイレがあるのもうれしい。 この道をずんずん進んで行くと浜川橋、通称泪橋(なみだばし)というのがある。 遠い昔この先には刑場があり、罪人がこのあたりで肉親と別れを惜しんだという。 それならば、と進んでいって見つけたのが鈴ヶ森刑場跡。 打ち首の時に使う柱を支える土台と火あぶりの時に使う土台が残っていた。 ちょっと罰当たりな気もしたので写真は数枚でやめ。 その後、大森→蒲田を抜け多摩川の橋に。 さようなら東京、こんにちは神奈川。 昔は今のように橋ではなく人足による「渡し」だったらしい。 その跡と案内板が橋を渡りきった神奈川側の岸にあった。 ここまで来ると川崎も近い。 通りも宿場町らしい賑わいを取り戻し、 史跡案内も多くなる。 立ち飲み屋でわいわいやっているおっさん達を見ていいなーと思いつつ、 無事川崎駅に到着。 も、もうこれ以上歩けねぇ、、。 というわけで今日はここまで。 昔の人はこの後宿場で一杯やるんだろうなぁ、と思うと少しうらやましくなる。 それにしても、彼らはこれくらいなんなく歩いていたのだろうから、 改めてスゴイと思う。 ん~、でも楽しかった。 ----- 2008/10/05 12:21 思い出しながら。 in横浜別荘 →掲示板でコメントする |
このあたりはなかなかいい感じ。 泪橋にあった立て札。 結構史跡って残っているもんだね。 これは刑場の跡。 火あぶりなんて刑も数百年前はあったんだね。 |
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