2009年2月10日 (火)
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2月10日(火) ■ 東海道裏道中記:箱根路2 ■ | 遅くなったが、前回の続編。 迷って停留所2つ分戻って心が折れそうになったところから。
しかしここで負けるわけにはいかない、と、心を奮い立たせて再度登りはじめる。 気の遠くなるような階段や坂を登り、 真っ暗な中をただひたすら歩く。 もはや行である。 小一時間がんばってみたが、ついに限界点がやってきた。 この東海道中通じて初のギブアップをすることに。 バス停に移動して、次のバスの時間を知るべく時刻表をのぞきこむ。 しかし、 ナイ。 下の停留所で確認したはずの遅い時間帯のバスが、ナイ。 16時台が最終になっている。 そんな。 どうも遅い便は途中の大きな停留所折り返しコースだったらしい。 その停留所まで戻ろうにも2時間はかかる。 その頃には最終バス出てしまう。 いやぁ、まいった。 本当に、まいった。 これでリタイヤする道が断たれた。 野宿しないためにはどーにもこーにも登りきらなければならない。 いやー、ほとほとまいった。
その後アホみたいな量のそびえ立つような急階段と、 ムダに距離の長いヘアピンカーブの坂道を気合のみで登り、 よーやく残りもあと数キロ。 そしてここで最後の選択がやってきた。 旧東海道、ここで再び山道に入るのよ。 しかも車道とは完全に離れる。 山道を前にしてずいぶん悩んだ。 山道、先は真っ暗で何も見えない。 相当不気味な上に、さっきはひどい目にあっている。
しかし、よ。 ここを歩ききれば晴れて旧東海道を箱根まで制したことになる。 ここで妥協すれば厳密には旧街道を制したことにはならない。 行くっきゃないだろ。 意を決して山道に突入。 そして数十メートル進んだところで、それは起こった。 頭上から、 「キューイ、キューイ、ピキューイ」 という得体の知れない声。 そして横の茂みからはガサガサという音。 明らかに何かいる。 さらに正面をたぬき大の動物が明らかに横切った。 そして、ふ、と目をやるとそこには看板。 「イノシシ出没、注意」
ムリ。 絶対ムリ。 動物的なカンにより、非常な危険を察知したため、 泣く泣く山道は断念。 車道を歩いて元箱根の人里を目指すことに。 歩くこと数十分。 一軒の家の明かりを見つけた時の、どんなにうれしかったことか。 いや、ホントに。
以上ひさたろの大冒険記でありました。
----- 2009/02/08 22:30 帰ってきて。 in岡崎city
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2009年2月 7日 (土)
今日は恒例、東海道散策へ行ってきた。
東海道道中記はあまりUPしていないので、
もうとっくにあきらめたと思われている方もいるかもしれないが、
実はひそかに続いていて現在9つ目の宿場町、小田原宿まできている。
意外とこつこつ粘り強いほうなのよ。
そして今回はついに箱根の山に挑戦の回。
普通の道中記はまたあげるとして、
今回は裏話をば。
普段は前日入りするのだが、最近仕事が多忙(ってレベルじゃないほどホントに忙しい)なため当日の今日現地入り。
しかも朝方少し仕事をしなければならなかったため出発が遅れ、
小田原入り・出発が2時前になってしまった。
これが後の悲劇につながっていくことになる。
小田原→箱根のふもとまでは1時間強。
途中から緩やかな上り坂になるが、
まぁ特に難渋することなく歩くことができた。
箱根のふもと(箱根湯本あたり)になると道が国道と別れ、
いよいよ本格的に山登りとなる。
一応旧道の県道もバス通りになっていて、
心配性なオレは事前に時刻表をチェック。
それによると19時だか20時までバスはあるようで一安心。
これで途中でへたっても大丈夫ってワケ。
さてさて。
県道を登り始めるとしばらくは坂道を中心とした生活臭を感じられる雰囲気。
坂の両脇には民家やら学校やらがあって、
古臭くはあるも人里感は満々。
ところがしばらく進むと民家が温泉施設系に変わり、
さらに行くともはや完全なる峠越えのための坂道。
ヘアピンカーブなんかが続いて人の気配は車以外皆無。
そしてここへきて日が暮れてしまう。
ふもとからちょっと半分くらい。
小田原から3時間半くらいか。
んで、この辺りから東海道はその趣をさらに増す。
時々県道から離れて山中にはいるのよ。
それらの道、
大きな石が一面に敷かれうっそうとした山中をゆく。
けもの道とは言わないが近代の産物では全くない。
おそらく江戸時代はこんな峠道だったんだろーなと思わせてくれる道。
ここではそんな道を便宜上県道と区別して山道と呼ぶことにする。
そんな道なので、オレも昼間なら大喜びなのだろうが、
日がないとただただ歩きづらい。
もちろん街灯なんかないため足元すら見えない。
時々本物のけもの道なんかが分かれていたりする始末。
相当ドキドキしながら恐る恐る歩いて1本目はなんとかクリア。
車道との合流にほっとしてさらにずんずん進んで行くとまた山道の入り口がある。
これには結構躊躇した。
だって下手すりゃ迷いかねない。
どのくらい長いのか、高低差があるのかも不明だし。
それくらい1本目の山道で懲りていた。
しかし、だ。
ここで入らなければ絶対後悔する。
行け、行くんだオレ!!
ということで無謀にも山道入り。
とりあえず真っ暗で何も見えない。
ケータイで足元を照らしながら、恐る恐る進む。
と、その時である。
突然頭上から、
「キュッキューイ、キューイ」
という聞いたことのない怪しげな声。
「うわぁ!」
と思わず声を出してしまった。
鳥か小動物かサルか。
正体がわからないっていうのはホント恐ろしいものよ。
もうドキドキ・ドキドキしながら進んでようやく県道と合流。
ほっと一安心、、、、ん?!
…戻ってる。
停留所にして2つ分も戻ってる。
どうも道を間違えたらしい。
軽く遭難した気分になり、心がポキッ。
どうなる、オレ?!?!
ちょっと長いの今日はここまで。
-続く-
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2009/02/08 22:30
帰ってきて。
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2009年2月 6日 (金)
八丁畷駅
途中に桶屋があって作りかけの桶が置いてあった。
東海道にはこういう古い感じの店が多い。
鶴見川にかかるちょっとかっこいい橋。
試飲できるのかなぁ(*^_^*)
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2月6日(金) ■ 道中記:東海道3(川崎宿→神奈川宿) ■ |
[区間]:川崎宿→神奈川宿
[歩いた日]:2008/10/18
[歩いた時間]:14:00~17:30
[距離]:9.7 km
[1日の距離]:9.7 km
[日本橋からの距離]:27.3 km
さて、今回は初回の続き川崎から。
この街は外部者がわざわざ行く機会は少ないと思うのだが、
少し古くてにぎやかで音楽があふれたなかなかよい街。
思わず出発前に1時間も川崎散策をしてしまった。
で、気を取り直して14時頃出発。
昔の人は夜が明ける前に出発するのがセオリーだったらしいから、
ちょっとばっかしのんびりなスタート。
まぁ、現代人のオレは昔の人とは目的が違うからよいのよ(*^_^*)
この区間は前区間と同様、
旧道の小道が主体。
スタートしてからしばらくは古い商店街のにぎわいの中をゆく。
活気もあるし雰囲気もとてもよくて気分がハイに。
しばらく旧道を行くとJRの八丁畷(はっちょうなわて)の踏み切りを横切り、市場一里塚に。
道中も慣れてくるとこの一里塚が進んだ感を演出してくれてうれしい。
さらに少し行くと鶴見川を越える橋。
この辺で気づくといつの間にかもう横浜市に入っていた。
さよなら、川崎~。
この後京急鶴見駅付近で道がちょっと複雑に。
行く人は要注意。
オレはまんまと道に迷い、
再び鶴見川を越えそうになったところでようやく気づき引き返すことに。
この間ロス3km、心がやや折れる。
ルートに復帰してしばらく旧道を行くと生麦。
そう、あの生麦事件の土地。
史跡もちゃんとあって満足満足。
この辺り、歴史とは関係ないが、
キリンビールの工場があり見学ができるらしい。
時間がある人にはおススメなスポット。
程なくして国道と合流し、しばらく行くと無事神奈川宿。
近くには京急の神奈川駅がある。
この直前、国道から商店街のある旧道に入ることになるので注意が必要。
オレは当然のごとく間違えたorz
ここで日も暮れ足もくたくた。
しかしもうひと宿足を延ばしてみることを決意。
-保土ヶ谷宿に続く-
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2008/10/18 20:40
疲れたのう。
in横浜駅BECK'S
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