書くこと
「私は小説を書くのが苦痛なんです。 本だけ読んで一生過ごせる身分ならどんなによいかと思います。」 と言ったという。 小説家であることが一番小説を読んでいられるということだろうか。 どうもオレ、コレが気分としてよくわかってしまう。 研究者という人々は二分すると「知ることが好き」なタイプと「調べることが好き」なタイプに分けれると思う。 しかし前者はそれだけでは仕事にならない。 「知ること」は完全に自己完結の満足であって、 他人に何も貢献しないから。 そこで前者のタイプの人達は、 研究者やらジャーナリストやら教員になって、 「知ること」を自分の仕事の一部ににして自分の知的好奇心も満たしてやろう、とするわけ。 もちろん「調べる」という行為も新しい事実を知ることになるため、 とてもワクワクするもの。 誰も知らないことを調べるわけだからワクワクを通り越してゾクゾクすることも。 だがそれにはなんせ時間がかかる上、 知ることができるのはほんの少~しの情報。 本や文献や資料を読んだほうが得られる情報は何百倍も多い。 ところが仕事(調べること)が忙しくなってくると、 その本やら資料やらを読む時間がなくなってくる。 「知ること」と「調べること」の葛藤が始まるのよ。 それも度を越してバランスが崩れると、苦痛を感じることもあるというワケ。 まぁ、それはさておき。 冒頭の小説家のコトバ。 オレも、 「本だけ読んで一生過ごせる身分」 ならどんなによいことだろう、と思うわけです。 わっかるかな~、わっかんね~だろうなぁ?! ----- 2009/04/25 19:02 夜になりました。 inオレンチ →掲示板でコメントする |
|
| 固定リンク
「エッセイ」カテゴリの記事
- おみやげサバイバル No.2 出発前編(2014.12.24)
- おみやげサバイバル No.1(2014.10.29)
- 誕生日のコラム(2014.09.01)
- YouTubeひさたろチャンネル(2014.07.16)
- 数原晋さんとトランペット No.2(2014.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント