日本酒の見分け方No.1
日本酒っていろいろな種類があってとっつきづらい印象があるが、 知っておくとうまい酒にたどり着ける事項がいくつかある。 オレが選ぶにあたって重視している事項を並べてみた。 「吟醸」「大吟醸」と精米歩合 日本酒のコーナーに行くとちょっと高い酒の中に、 吟醸やら大吟醸やら書いてあるものがある。 こいつらがいわゆるうまい酒ってやつなのだが、 何が違うかというと、精米歩合ってやつが違う。 これは酒を作る時原料の米をどのくらい削るかを示したもの。 この値が低いものほど削って捨てる量が多く原料の米の量も多くなるのだが、 米の中心ほどうまいらしくゼイタクでおいしいお酒が出来上がる。 この精米歩合は必ず酒ビンのうしろに書いてあるのでチェックしてみるといい。 この精米歩合が60%以下のものを吟醸、 50%以下のものを大吟醸という。 精米歩合が低いとどんないいことがあるか、というと、 吟醸香という香りというか味わいというか、 そういうものが楽しめる。 これは安い日本酒にはないので、 初めてこれを味わった人はこれが日本酒か、と、結構驚く。 メロンみたいな味・香りと言われることが多いか。 この吟醸香、蔵元と精米歩合と醸造方法でずいぶん味わいが変わり、 これを楽しむのが結構楽しかったりする。 基本的には精米歩合が小さいほど味わいが深いが、 ただ削っていればよいってもんでもない。 大吟醸は精米歩合50%でも40%でも大吟醸と名乗っているので、 大吟醸を買うときには精米歩合をチェックするとうまい酒に出会える可能性が上がる。 つづく。 ----- 2009/12/25 22:20 よっぱらーい。 in九州の別荘 →掲示板でコメントする |
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コメント
偶然NHKで日本酒の酒蔵の特集やってたの今朝見たよ。
山形の十四代、広島の富久長、山口の東洋美人がこだわりの美味しいお酒だとか。
手に入れるのも容易にはいかないだろうけど、飲んでみたいね。
投稿: まるよ | 2010年1月 3日 (日) 11時47分
へぇ、ちょっとチェックしてみます。
実は福島の奥の松は全国的に見てもなかなかいい酒なんですよ。
福島を離れてからも縁が切れません。
仙台の一ノ蔵もよいのが多いです。
こっちお戻りの際は試してみるとよいですよー。
投稿: ひ | 2010年1月 3日 (日) 12時41分