風習とお泊り
葬儀の打ち合わせ時、葬儀屋さんが親切にも、 「通夜の夜はどなたがお泊りになられますか?」 と、聞いてくれた。 この葬儀所、奥にお泊り用のスペースがあって、 そこに布団を運べば泊まることもできる。 遠方から来る人にも対応した便利な施設である。 しかし、祖父の親戚筋はみんな地元で、 遠隔地から来ている人が少ないため、 だいたい祖父宅でことがたりてしまう。 しかも葬祭所から祖父宅は歩いていけるくらい近い。 なので葬儀所の宿泊はしない、と回答した。 ところが、 その後、葬儀屋さんは担当者が変わるたび、 打ち合わせのたびに、「誰が宿泊?」 と質問してくる。 あげく親戚すらその質問をする。 で、なんかおかしい、なんかおかしい、 と、首をかしげていると、 ナント、この地方では仏さんを一人にせず、 寝ずの番をする、 というしきたりあるようで、 「誰か泊まる」というのはその寝ずの番が誰か、 ということだったらしい。 それで途中までは、 施設の人は、なんで泊まらんのかがわからない、 俺たちは、なんで泊まるのかがわからない、 というような噛み合わなさが生じてしまっていたわけ。 この寝ずの番、 当然、白羽の矢が立ったのが最年少の俺たち兄弟であったことはいうまでもない。 まあそんなこんなで葬祭所に泊まるという稀有な経験をすることに。 翌朝、親戚のおじ様連中から、 「寝ずに番されて、じいちゃんもうれしかろう」 と言われ、 まさか8時間ぐうぐう寝たとも言えず、 「…ほんの少しだけは、寝ましたよ」 と答えましたとさ。 ----- 2010/02/04 15:15 そろそろ行こう。 in博多 →掲示板でコメントする |
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コメント
親戚のお子ちゃまにこんなにメロメロなら、
自分の子どもがうまれたら
さぞ親バカになるんでしょーねー(笑
M氏も私も親バカ業真っ最中ですから!(笑
M氏のお嬢様は、音楽好きな両親がよくぞ付けた!というお名前ですよ。
知ってました?
投稿: まるよ | 2010年2月 6日 (土) 21時16分
間違いなく親ばかになりますねー。
それには自信があります(笑)
M氏、ついにパパですか。
もう長いこと会っていないです。
投稿: ひ | 2010年2月 8日 (月) 07時41分