プラセボ効果 No.1
これは心理学もしくは医学用語。 プラセボって言うのは偽薬の意。 ブドウ糖とか小麦粉とかを丸めて、 「これ新薬だから飲むと治っちゃうよ」って言うと、 効果がある場合があるのだ。 そんなの嘘だっていう方もいうかもしれないが、 医学的・心理学的には定説になっていて、 新薬のテストなんかではプラセボと新薬を両方テストして、 プラセボより新薬の方が効果があるってことを言ってあげなければいけないほど確立した話なのである。 つまり何が言いたいのかといえば、 ヒトの脳(体)というのは案外いい加減なもので、 思い込みっていうのに無意識のうちにものすごく左右されてしまうってこと。 さて。 なんでタイトルにNo.1とついているかといえば、 基礎知識をつけていただいたところで、 次回の記事でオレの怒りに共感していただこうという趣向なのだ。 というわけで、つづく。 ----- 2010/09/20 23:03 ねるか。 inオレンチ →掲示板でコメントする |
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コメント
ホメオパシーなんかはそんな感じじゃない?
以前新生児にレメディ(ホメオパシーで使う砂糖粒)を投与してビタミンK2欠乏症か何かでなくなった事件があったね。
全然違う話だったらごめんなさい。
投稿: meg3 | 2010年9月21日 (火) 09時28分
前のコメントがアンチホメオっぽいので、補足。
ホメオパシーは本当に効果があるかどうかはわからないけど、プラセボ効果が期待できる療法だと思うんだよね。だからこそ、「よくなるよ」っていう前提知識もなにもない赤ん坊には効果はないじゃないか、と思ったんだ。
投稿: meg3 | 2010年9月21日 (火) 10時37分
>meg3
ホメオパシーは最近学会が科学的には全く効果なしって宣言してたと思うよ。
たぶんそれとは別物だと思う。
ホメオは物質そのものが効くって考え方だから。
プラセボ以上の効果を想定していると思うよー。
プラセボ効果は個人差と程度が激しいらしくて、
治療法として使われているわけではないんだ。
「なんだかよく分からないけど平均するとそういうことが起こる」
くらいの効果のこと。
確かに赤ちゃんじゃプラセボ効果自体もおこらなそうだね^^;
でも本当かどうか確かめてみたくはある(笑)
↑
職業病(笑)
投稿: ひ | 2010年9月21日 (火) 18時31分
うわー!さすがひさ!!スッキリした!!
と、いうのも午前中にmeg3の書き込みみて、ホメオパシーはプラシーボとは違うんだけどなーと思いつつも、meg3がそう思わざるをえない気持ちもわかるし、いやいやでも同じじゃないし…、とモヤモヤしていたのでした。
ひさのコメントでモヤモヤ解決。そうだよ、そういうことなんだよ、って。
年々ボキャブラリーが貧しくなる今日この頃。
投稿: じゅん | 2010年9月21日 (火) 23時51分
じゅん、ごめんね、変なモヤモヤ作って(汗)
確かにレメディではせいぜいプラセボ効果は期待できるけどそれ以上の効果は期待できないよね。
ひさ、上手に説明してくれてありがとう。
そして余計なコメント書いてごめんなさい。
続きの日記を楽しみにしてるよ♪
投稿: meg3 | 2010年9月22日 (水) 00時03分