ひさたろ書評No.46 「さらば財務省」
高橋 洋一 (著) 評価(最高5):☆☆☆ 数年前、「さらば外務省」という本があったが、 それの財務省版。 財務省のキャリア官僚が、 その入省からやめるまでをつづった告白本。 さらば外務省の著者は外務省の内部のみの勤務だったが、 この作者は様々な省庁へ出向しており、 財務省というよりは官僚機構全体の裏話を書く。 現在の官僚制度・政治の問題点に、 官僚の視点から迫る。 小泉・安部政権で中核にいた人なので、 あの辺の政策のサイドストーリを見ることができておもしろい。 告白本・自伝書特有の自慢臭さが少し気になるが、 現在の日本政府の制度としての問題点が見えてくる好著。 おもしろいデス。 ----- 2009/01/18 18:27 くれてゆくのう。 inオレンチ →掲示板でコメントする |
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