国債格下げのハナシ
先日国債が格下げされた。 調べてみるとこの格付けは、 財政がピンチといわれるスペインよりも下なのである。 政治システムが不安定な中国や台湾と同レベル。 ここでは7、8年前から国債キケン論を書き続けてきたが、 危険フラグもいよいよ現実のものになってきたなという感じ。 今回の格下げ。 単に国債の量が多すぎるという理由のほかに、 日本の政治システムに対する不信があるという理由もある。 どういうことかといえば、 日本は議院内閣制な上、二院制であり、 強力なリーダシップによる国債問題の改善が困難、と見られたのである。 日本は参、衆、参の計3回の選挙に勝たなければ強力なトップダウンの政策遂行は無理であり、 そんなシステムじゃ、こんなひどくなってしまった国債問題の早期改善は無理ねー、 ってこと。 もう少し我々国民も一喜一憂せず、 粘り強く改革を見守る必要があると思うのだ。 と言ってもそういうのはなかなか難しいのが現実。 議院内閣制と二院制もそろそろシステムとして限界なのかもしれないなー。 ----- 2011/02/07 0:10 寝ようと思う。 inオレンチ →掲示板でコメントする |
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