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2011年6月20日 (月)

もしもオレが財務大臣だったら

6月20日(月) ■ もしもオレが財務大臣だったら ■
ご存知のとおり、オレは国債問題に危機感を持っている。
国債推進派の人たちの主張はそれなりにもっともで、
経済的に危機の時には借金してでもお金をばらまいて、
それによって景気がよくなったところで税金増となって回収できる、
もしくは成長率増でGDPが増えてGDP比で借金の相対的な価値が減る。
とまあ実にステキなアイディア。

もしこの理屈が正しいのであれば、
もうとっくに景気は回復し、今頃借金のことなんか問題ではなくなっているはず。
が、「借金900兆円」に「失われた20年」、「国債格下げ」のハナシなんかを考えると、
この理論の壮大な社会実験は極めて失敗に終わったと考えていいと思っている。
オレを予算委員会の質疑に立たせてくれれば、
このあたりの例えで攻め立てるよ。

閑話休題。
で、オレが財務大臣になったら何をしたいかというと、
国債に名前をつける改革をやってやろう思っている。
国債って10年債という名前のものですら、
何十年かかけて返す仕組みの借金なのである。
それにしては一体誰がした借金なのかわからなすぎると思うのだ。
例えばさ、
「小渕債」とか「小泉債」とか「鳩山債」という風に時の首相の名前をつける。
末代の子孫はこれを見て、
「ひさたろ債」ってのはやたら多いな、このひさたろって首相はろくでもねぇな、
と文句を言うことができる。

さぁ、果たして、
自分の名前が歴史に悪い方向で残るかもしれないとしたら、
首相さん方はどれだけ今までどおりの借金を続けることができるだろう、ね。

でも、数十年の明らかに自分で返せない借金っていうのは、
それくらいの覚悟を持ってやっていただきたいもの。

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2011/06/05 22:46
ねよ。
inオレンチ

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D110620
若い世代に恨まれる大人にはなりたくないもの。
三国のほうにて。


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