老刑事と若刑事のハナシ No.3
某警察署内で若刑事とオレが2人きりになったとこから。 若:「で、目撃した車についてなんですが、車種とかわかりません?」 ひ:「いやぁ、暗かったのでよくわからないんですよ」 若:「たとえば四駆だったりしませんでした?」 ひ:「そういえばそんな走りだった気もしますが、、、。」 若:「車種なんですが、ランドクルーザーだったりしませんか??」 ひ:「んー、暗かったからなー。そんな恰好だったかもしれませんが、、、。」 と、こんな会話が繰り広がられているところに例の老刑事が帰ってきた。 老:「どうもお待たせしました」 若:「老さん、やっぱりランドクルーザでしたって!」 ひ:「!!!」 おお、おお、こうやって冤罪は作られるのか、 と思ったところで老刑事が口を開いた。 老:「申し訳ない、こういう聞き方はダメなんです。」 ひ:「はぁ。」 老:「目撃者の方から事情を聴くときは、なるべく中立的に聞かなきゃならんのです。」 ひ:「なるほど。」 老:「ですから、こちらの持っている情報を伝えずに、目撃者の証言を聞かなければ意味がない。」 というわけで、目撃証言の聞き取りもここで終了。 ペア両方が若刑事風イケイケコンビだったら怖いなぁ、と思うと同時に、 老刑事の姿勢になんかプロフェッショナルな倫理観を感じてうれしくなったというおハナシ。 プロフェッショナルな倫理観って、 形に差はあれどの業界にも共通して必要だと思うのだ。 コイツは直接的な評価に結び付かないが、 仕事人である限り大事にしていたいと思っているし、 コイツをちゃんともったプロフェッショナルが、オレは好きである。 ----- 2011/08/28 22:48 ねよう。 inオレンチ →掲示板でコメントする |
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