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2011年10月17日 (月)

ひさたろ書評No.64 「財政学から見た日本経済」

10月17日(月) ■ ひさたろ書評No.64 「財政学から見た日本経済」 ■
財政学から見た日本経済
土居 丈朗(著)
評価(最高5):☆☆☆☆

先日本屋を歩いていて衝動買いしてしまった本。
日本の財政問題についてちょっとくらい学べるかなと思った程度の期待度合だったが、
この本、めちゃくちゃおもしろかった。
それもそのはず、
あとから帯を見て気づいたのだが、
賞を2つもとったすごい本らしい。

内容はその名の通り財政学から日本の経済を眺めるというもの。
財政のイロハから日本の抱える問題点まで、
一般の人にも分かるようにやさしく丁寧に説明。
財政だけにとどまらず、
日本の財政をダメにした政治システム・社会の問題点にまで切り込んでいく。

この手の本はよく読むが、
それでもなお新しく得るものがあった。
個人でできない借金がなぜ国で可能か、や、 通貨保有税の考え方にははっとさせられた。

この国の借金問題に興味がある人は必見。
マネーリテラシーをつけたい人にもおススメ。

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2011/10/17 22:35
ねなきゃの。
inオレンチ

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D111017
都内にて。


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