ひさたろ書評No.65 「食堂車乗務員物語」
宇都宮 照信(著) 評価(最高5):☆☆☆☆ 鉄な方はご存知の方も多いと思うが、 宇都宮さんといえば知る人ぞ知る鉄の有名人。 鉄が大好きな食堂車のコックさんで、 めちゃめちゃうまい鉄の写真を撮る。 その腕前、ほぼプロである。 さて。 この本はそんな彼が書いた、 彼の食堂車勤務時代の自伝的記録+食堂車ウンチク。 これがね、かなりおもしろいのだ。 彼が新人として食堂車に乗り始めたのは昭和40年代。 このころ列車は機関車が引く客車がメインで、 食堂車では石炭レンジを使って調理していたという。 今のような近代的なシステムではないため、 当然今では考えられないような問題がたくさんあるのだ。 作者はそのような当時の食堂車の苦悩を面白おかしく書き進めていく。 鉄な人向けかと思いきや、 そういうわけでもなく、 ノンフィクションとして誰でも楽しめる。 古き良き時代の裏舞台を垣間見ることができる好著である。 ----- 2011/10/17 22:53 ねるかの。 inオレンチ →掲示板でコメントする |
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