ひさたろ書評No.71 「Y染色体から見た日本人(中堀 豊)」
中堀 豊(著) 評価(最高5):☆☆☆☆ 遺伝とか進化とか、 そういうことばを聞くとぞくぞくしてしまうのはオレだけだろうか。 何万年も昔から自分の遺伝子が存在し、進化をしてきた。 こういうのってものすごくロマンを感じるのだ。 この本はそんな遺伝について、 Y染色体というものから眺めた一般向け科学書。 Y染色体とはご存知、 性染色体と呼ばれるもので、 男性のみが持つ染色体である。 そしてこの染色体、結構奥が深い。 ちょっと考えればわかるのだが、 Y染色体というヤツは男性にしか引き継がれない。 オレのY染色体は親父のものと同じであり、 じいちゃん、ひいじいちゃんのと同じ。 そして、その特異性ゆえに、 滅びやすい性質も併せ持つ。 例えばオレが結婚しないか娘しか産まなければ、 オレの代で滅びてしまうわけだ。 少子化で子どもを平均2人以下しか持たないということは、 徐々に滅び行くことを意味している。 まあそんなY染色体について、 わかりやすく紹介した良著。 文系理系問わず楽しめると思う。 科学好き、教養をつけたい人にオススメな一冊。 ----- 2011/12/18 20:32 定例2本目。 inユトリ珈琲本店 →掲示板でコメントする |
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