ひさたろ書評No.78 「仏教、本当の教え(植木雅俊(著))」
植木 雅俊(著) 評価(最高5):☆☆☆ ひょんなことから、仏教の本を読むことになった。 世界中であれだけ多くの人がありがたがっているわけだから、 きっといいものに違いない、というのと、 イスラム・キリスト教に比べると難しいイメージがあるのとで、 前から読んでみたいとは思っていた。 この本は一般的な教えを解くというよりは、 もう少し学術的に仏教について俯瞰した本。 インド、中国、日本の各仏教の歴史と思想を説く。 仏教が、インド、中国、日本で微妙に違ってしまった原因について、 原典の翻訳という視点を中心に展開していく。 もともと同じ仏教なのになんでこんなに宗派がたくさんあるのか、 ものすごく不思議であったが、 なぜそのようなことになってしまったのかが少しわかった。 本の帯に「壮大な伝言ゲームの果てに」という文言があったが、 まさにそういうこと。 仏教は日本人の文化や歴史、思想に大きく影響をしているので、 信仰に興味がない人でも教養として読んでおいて損はない。 ----- 2012/05/14 23:07 やることたくさん。 inオレンチ →掲示板でコメントする |
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コメント
仏陀の教えは極端だけど理にかなってて、俺もすごく参考にしてる。宗教というよりは、哲学や思想だよね。
日本の仏教はそこから離れすぎててとても残念。ヒンドゥー色満載な上に、お経は漢語で全く意味がわからんし。まさしく宗教。
上座部仏教はより仏陀の教えに近いとは思うけど、六道輪廻とかヒンドゥーっぽい概念が混じっててやっぱり納得いかん。
もっと仏陀の根源的な教えを学びたいもんだ。
投稿: も | 2012年5月15日 (火) 00時26分
>も
そうそう。
オレも宗教というよりは思想・哲学だと思った。
本来信仰するとか、絶対的な何かがあるといったたぐいのものじゃなくて、
釈迦が説いた根本はもう少し哲学的で科学的であったみたいなんだよねー。
起こりがインドだからインド的宗教観が混ざったり、政治的に利用されてきた経緯とかで今の形になってしまったんだろうね。
投稿: ひ | 2012年5月15日 (火) 07時57分