ひさたろ書評No.79 「海軍と日本(池田清)」
池田清(著) 評価(最高5):☆☆☆ 著者の池田氏は海軍に在籍した元海軍士官。 しかも学徒出身ではなく兵学校出身者である。 終戦後大学に入り直し、 東北大教授にまでなった異色の経歴を目にし、 氏に興味を持って読んだのがこの本。 内容は海軍という組織を中心に太平洋戦争を振り返るというもの。 戦争史を振り返ったものではなく、 前史や海軍人・組織の特性について書かれたもの。 なぜ戦争は起こったのか。 この問いに海軍という切り口から迫った好著。 様々な戦争本・戦争前史本を読んできたが、 この本の切り口は新鮮でおもしろく、得るものも多かった。 ただ、この辺の基礎知識はある程度あることを前提に書かれているため、 このトピックが初めての人にはおススメしない。 入門レベルの本をある程度読みこなしていればかなり楽しめる。 このトピックに詳しい人はさらに楽しめる。 そんなマニアックな一冊である。 ----- 2012/05/14 0:18 inオレンチ →掲示板でコメントする |
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