万年筆のススメ No.9 【紙のハナシ】
万年筆を使っていて意外と重要なのが紙。 紙ごときでそんな変わるもんか、と思われる方もいるかもしれないが、 これがなかなか侮れない。 紙によってインクの出方がものすごく変化する。 これによって当然書き味も変化してくれる。 紙の評価ポイントは大きく分けて2つ。 1つ目はインクの吸引力。 これが紙によってずいぶん違い、 同じ万年筆に同じインクを入れて書いても、 本当に同じインクだろうかと思うほど色が変わることがある。 もちろんこれは紙のインクの吸引力による。 吸引力の高い紙はインクがたくさん出てくる。 つまりインクフローがよくなるわけ。 これによって書き味は滑らか、インクの色は濃くなる。 じゃあインク吸引力が高いほうがいいかというとそうでもない。 色の濃さと書き味は各人の好みによるところが大きい上、 濃さが別の問題を引き起こすこともある。 それが紙の2つ目の評価ポイント。 インクの裏写り具合。 インクがよく出るのはよいが、 これが浸透しすぎて紙の裏に写ってしまうことがある。 この程度ならまだよいが、 ひどいものになると1枚下の紙にまで漏れて写ってしまうことも。 この2つのバランスが非常に重要なのだ。 紙には他にも滑らかさ(ペンのひっかかり)、 インクのにじみ、使用する万年筆やインクとの相性、 などの評価ポイントがある。 ほんとに紙でそんなに変わるのかよ! と思われる方は、 だまされたと思って、 コクヨのキャンパスノートとコピー用紙数種類、 無印のノートあたりを入手して試してみて。 違いが実感できるはず。 以上のことをふまえて、 次回、オレが実際に使ってみたノート達+αのうちのいくつかを紹介してみようと思う。 万年筆のススメ 目次へ ----- 2012/05/16 23:47 疲れたねー。 in鳥取市内 →掲示板でコメントする |
|
| 固定リンク
「エッセイ」カテゴリの記事
- おみやげサバイバル No.2 出発前編(2014.12.24)
- おみやげサバイバル No.1(2014.10.29)
- 誕生日のコラム(2014.09.01)
- YouTubeひさたろチャンネル(2014.07.16)
- 数原晋さんとトランペット No.2(2014.06.26)
「万年筆」カテゴリの記事
- パーカーボールペンの新インク(2013.03.04)
- ツバメノート comfort(2013.02.04)
- 万年筆のススメ 番外編1 【ガラスペン No.2】(2012.09.26)
- 万年筆のススメ 番外編1 【ガラスペン No.1】(2012.09.19)
- 万年筆のススメ No.11 【青インクの魅力】No.2(2012.06.20)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント