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2012年6月18日 (月)

ひさたろ書評No.82 「夏から夏へ(佐藤 多佳子)」

6月18日(月) ■ ひさたろ書評No.82 「夏から夏へ(佐藤 多佳子)」 ■
夏から夏へ
佐藤 多佳子(著)
評価(最高5):☆☆☆

「しゃべれどもしゃべれども」「一瞬の風になれ」など、
彼女の作品はオレ好みのものが多い。
そんな彼女が初めて書いたノンフィクションがコレ。

4継という陸上の種目がある。
400メートルリレーのことで、
100メートルずつを4人でつなぐ種目。
この4継の日本代表チームに密着取材して書かれたのがこの本。
これがすごくよい。

日本新記録を出した世界陸上大阪大会の競技の描写から始まり、
その前後の選手たちひとりひとりの精神に迫る。
個々の選手それぞれの個性と想いがよく書かれており、
なかなかおもしろい。
選手ひとりひとりの細かな描写を通じて、
トップアスリートの精神力のすごさがひしひしと伝わってきた。
本当に、すげぇ、と思った。

この本は北京五輪の前に出版されているのだが、
日本の男子4継チームがその五輪で快挙を成し遂げたのはご存じのとおり。
そしてこの本に描かれた4継チームのメンバーは五輪のメンバーと全く同じ。
その辺に作者の目が高さというか、
着眼点のすごさを感じてしまった。

アスリートの精神力に迫れる、
なかなかおすすめなノンフィクションです。

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2012/06/19 0:02
寝なきゃ。
inオレンチ

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D120618


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