ひさたろシアタ No.4 「ハッピーフライト」
矢口史靖(監督)、田辺誠一(主演) 評価(最高3):☆☆ 飛行機というのは不思議な魅力を持っていると思う。 これはオレがマニアだからとかそういうことではなく、 飛行機って万人をひきつけてやまない「なにか」を持っていると思うのだ。 なんとなくわかってくれる人も多いのではないだろうか。 そんな飛行機好きにはたまらないのがこの映画。 ANAのホノルル行き国際便を舞台に、 航空機の日常とトラブルが、コミカルに、でも時にシリアスに展開していく。 CAやパイロットだけでなく、 地上スタッフから整備士、管制官、オペレーションセンターまで、 飛行機に関する幅広い職種の人のさまざまな視点が登場する。 これがね、すごくおもしろかった。 ストーリを少し。 田辺が扮する副操縦士はその日のフライトが機長昇格試験もかねている。 同乗予定の試験官役の機長はやさしく、昇格試験は楽勝かに思われたが、 その機長は体調不良で他の機長と交替してしまう。 代役の試験官は時任三郎が演じる威圧感バリバリの機長。 そして緊張の中トラブル尽くしのフライトが始まる。 トラブルに次ぐトラブルの臨場感、 そしてそれに対応していくプロ達の姿は圧巻。 パイロットだけじゃなく、 各職種のプロ根性がものすごくかっこいい。 やっぱねー、飛行機はいい。 矢口作品らしい、さわやかさも健在で、 ウォーターボーイズとかスウィングガールズが好きならこの映画もオススメ。 青春サクセスストーリーとは全然違った作品なのに、 どこか共通の空気感を持っている。 なかなかオススメです。 ----- 2012/07/30 23:33 久々のレビュー in鳥取city →掲示板でコメントする |
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