ひさたろ書評No.98 「新しい国へ(安倍 晋三)」
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3月10日(月) ■ ひさたろ書評No.98 「新しい国へ(安倍 晋三)」 ■
新しい国へ
安倍 晋三(著)
評価(最高5):☆☆☆☆
彼が初めて首相になった時、
「美しい国」を目指すといいだし、
「美しい国」っちゃなんなんだ、と話題になった。
実は彼は当時「美しい国へ」という本を著しており、
その中に彼のビジョン的なものが書かれていた。
この本はその「美しい国へ」を加筆増補したもの。
今回首相になった翌年、2013年3月に出た。
中身は「美しい国へ」の当時のままの箇所も多いが、
安倍さんがどういう考えを持っており、
何を目指して進もうとしているのか、
その幹に触れることができる。
もちろん読むに当たっては、
本に書ける範囲の建前であるという注意はいるが、
彼の主義思想に近づくことができる。
☆を4つとしたのは本の中身の評価ではなく、
自国のトップの考えをちゃんと知っておくことは、
民主主義国家の国民として極めて重要である、
という想いから。
中身に関しては、個々人に評価してほしいと思っている。
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2014/03/09 19:32
そろそろ帰るか。
ドトール鳥取駅にて。
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