ひさたろシアタ

2012年8月27日 (月)

ひさたろシアタ No.5 「モテキ」

8月27日(月) ■ ひさたろシアタ No.5 「モテキ」 ■
「モテキ」
大根仁(監督)、森山未來(主演)
評価(最高3):☆☆

前々から気になっていたこのタイトル。
内容に関してはタイトル以上の情報を持っていなかったのだが、
見てみるとこれがなかなかおもしろかった。

内容はうだつの上がらない三十路男(森山君)にモテキがやってくる、というものなのだが、
おもしろいのはストーリの展開ではなくその構成。
その場に合わせた曲が流れたかと思えば、
森山君、いきなり走り出したり踊りだしたりする。
この選曲とタイミングが絶妙なんだよね~。
大江千里の「格好悪いふられ方」の部分はたまらなかった。
Perfumeと一緒に踊るところなんかもう圧巻。
音楽好きにはたまらない作品。

ちなみに。
オレは長澤まさみと仲里依紗が激しく争い、
仲里依紗が僅差で勝った。
わっかるかな~。

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2012/08/25 21:44
定例2本目。
in Gloria Jean's Caffees

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D120827
きようとにて。


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2012年7月30日 (月)

ひさたろシアタ No.4 「ハッピーフライト」

7月30日(月) ■ ひさたろシアタ No.4 「ハッピーフライト」 ■
「ハッピーフライト」
矢口史靖(監督)、田辺誠一(主演)
評価(最高3):☆☆

飛行機というのは不思議な魅力を持っていると思う。
これはオレがマニアだからとかそういうことではなく、
飛行機って万人をひきつけてやまない「なにか」を持っていると思うのだ。
なんとなくわかってくれる人も多いのではないだろうか。

そんな飛行機好きにはたまらないのがこの映画。
ANAのホノルル行き国際便を舞台に、
航空機の日常とトラブルが、コミカルに、でも時にシリアスに展開していく。
CAやパイロットだけでなく、
地上スタッフから整備士、管制官、オペレーションセンターまで、
飛行機に関する幅広い職種の人のさまざまな視点が登場する。
これがね、すごくおもしろかった。

ストーリを少し。
田辺が扮する副操縦士はその日のフライトが機長昇格試験もかねている。
同乗予定の試験官役の機長はやさしく、昇格試験は楽勝かに思われたが、
その機長は体調不良で他の機長と交替してしまう。
代役の試験官は時任三郎が演じる威圧感バリバリの機長。
そして緊張の中トラブル尽くしのフライトが始まる。

トラブルに次ぐトラブルの臨場感、
そしてそれに対応していくプロ達の姿は圧巻。
パイロットだけじゃなく、
各職種のプロ根性がものすごくかっこいい。
やっぱねー、飛行機はいい。

矢口作品らしい、さわやかさも健在で、
ウォーターボーイズとかスウィングガールズが好きならこの映画もオススメ。
青春サクセスストーリーとは全然違った作品なのに、
どこか共通の空気感を持っている。

なかなかオススメです。

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2012/07/30 23:33
久々のレビュー
in鳥取city

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D120730
そんな飛行機の窓より。


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2012年4月23日 (月)

ひさたろシアタ No.3 「おっぱいバレー」

4月23日(月) ■ ひさたろシアタ No.3 「おっぱいバレー」 ■
「おっぱいバレー」
羽住英一郎(監督)、綾瀬はるか(主演)
評価(最高3):☆

何かと話題になった本作。
ずーっと気になっていたのだが、
遅れること数年、ようやく見ることができた。

舞台はオレが生まれる前(1979年)の北九州。
新任の中学教員として赴任した綾瀬扮する主人公が、
いろいろあって男子バレー部の顧問を引き受けることに。
しかしこのバレー部員達、
エッチなことにしか興味がなく、
バレーのほうはやる気も技術もからっきし。
そんなバレー部で、ひょんなことから主人公は、
「試合で勝ったらおっぱいを見せてあげる」
と約束をしてしまう。
そこからエロ部員たち不純だが純な青春ストーリが始まる。

すんげぇ、ばかばかしいストーリなのだが、
これがなかなかおもしろい。
中学男子って確かにこのくらいバカで純粋かもね。
ただアホなストーリってだけではなく、
ほろっとさせてくれるポイントも少しある。

この映画ではフィンガー5の「個人授業」を、
Caocaoというスペシャルユニットがカバーしているのだが、
こいつがまたかっこよかったりする。

好きな人は好きな作品。

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2012/04/23 23:58
ねねば。
inオレンチ

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D120423
大分・高崎山。


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2012年4月 9日 (月)

ひさたろシアタ No.2 「うた魂♪」

4月9日(月) ■ ひさたろシアタ No.2 「うた魂♪」 ■
「うた魂♪」
田中誠(監督)、夏帆(主演)
評価(最高3):☆☆

ずいぶん昔に見て気に入ったのがこの映画。
高校生が合唱でがんばる、という、
オレの好きそうな青春モノ。
だが、それだけではないのがこの作品。
青春モノだとストレートでアツいサクセスストーリが多いが、
この作品はところどころに笑いの要素がちりばめられている。
青春ストーリー+コメディといったところか。

ストーリを少し。
夏帆演じる主人公は、
歌が大好き、自分大好きなナルシスト合唱部員。
好きな人にコクられ、順調な高校生活を送るはずだったが、
ひょんなことから自信を失ってしまう。
しかし、、、
とまあこんな内容。

この映画ではガレッジセールのゴリが出演しており、
ゴリ率いる不良男子校軍団が見もの。
こいつらも合唱をするのだが、
これがなかなかすごいのだ。

青春モノ好き、音楽モノ好きはぜひ見てみて。
きっと気に入るはず。

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2012/04/09 23:28
ねようか。
inオレンチ

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D120409
横浜市内にて。


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2012年4月 2日 (月)

ひさたろシアタ No.1 「時をかける少女」

4月2日(月) ■ ひさたろシアタ No.1 「時をかける少女」 ■
「時をかける少女」
谷口正晃(監督)、仲里依紗(主演)
評価(最高3):☆☆

筒井康隆の名作小説「時をかける少女」と同名の映画。
この映画も原作はもちろん筒井さん。
実はこの小説のストーリーはずいぶん前に映画化されており、
この作品は小説とは全く違う内容となっている。
が、全く関係ないかというとそういうわけでもなく、
別の人物の視点から、小説の世界とも絡みながらストーリが展開していく。

小説がすばらしいと映画ががっかり、
というのはよく聞く話だが、
この映画に関しては原作を読んでいても問題なく楽しめる。
もちろん小説を読んでいなくても、
この映画だけで完結した作品として楽しむことができる。

ネタバレしない程度に内容を紹介しておくと、
仲里依紗扮する少女が、
母親に頼まれて母親の青春時代へタイムスリップするというもの。
そして、その時代で出会った人と、、、。
あとは見てのお楽しみ。

SFファンタジーとミステリー、
それに切ない恋愛ストーリーが入り混じった作品。
こいつらが好きなら好きかも。
最後はきっと泣かされるはず。

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2012/04/02 22:16
寝よう。
inオレンチ

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D120402
懐かしの福井。


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2012年3月29日 (木)

ひさたろシアタの凡例

3月29日(木) ■ ひさたろシアタの凡例 ■
基本的にいい映画しか書く気がないので、
書評と違って評価も3つもあれば十分。
ミシュランライクと考えていただければ。

せっかくなのでいちお凡例をのっけておく。
あくまで独断と偏見による、
極めて主観的なものであるので、
その辺はご容赦いただきたい。

☆☆☆(星3つ)
文句なしよい映画。
もう誰でも楽しめちゃう。
めったにつけない。
そのくらいステキ映画。
ジブリで言うところの「となりのトトロ」的ポジション。

☆☆(星2つ)
ふつーによい映画。
多くの人に見てもらいたい。
ツウとかマニアとか、
人によってははずれもあるか。
ジブリで言うところの「紅の豚」的ポジション。

☆(星1つ)
オレは好きな映画。
ただ、万人向けではなく、
好みはわかれるところ。
好きな人は好き、そういう映画。
ジブリで言うところの「耳をすませば」的ポジション。



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2012/03/07 0:27
ねんぞ。
inオレンチ

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D120329
都内にて。


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2012年3月 9日 (金)

ひさたろシアタ、はじめます

3月9日(金) ■ ひさたろシアタ、はじめます ■
前々からここで映画レビューみたいなシリーズを書こうと思っていた。
書きたい映画のタイトルリストもすでにたくさんある。
が、思い立ってからもうすでに数年が過ぎてしまった。
なんでそんなことになったかといえば、
気がのらない、というのも多分に大きいが、
問題はそれよりも別のところにあった。

それはシリーズ名。
まず思いついた「ひさたろシアタ」は安直すぎる。
だいたい30も過ぎたオッサンということを考えるとちと恥ずかしい。
次に考え付いた「映画レビュー」はふつうすぎる。
「映画評論」はなんかエラそう。
「ひさたろ映画館」は、、、単なる英訳だし、、、、
「よい映画、悪い映画」はもなんだかなぁ。

というわけで、先延ばしになってついに今日にいたったのである。
が、そろそろ始めたい。
で、考えに考え、考え抜いた結果、
「ひさたろシアタ」に決定。

ええ、妥協です。
こんなことなら数年もひっぱるんじゃなかった。

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2012/03/07 0:41
ねる。
inオレンチ

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D120309
横浜市内。


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2011年3月 5日 (土)

今のオレに足りないもの

3月5日(土) ■ 今のオレに足りないもの ■
今のオレに圧倒的に足りないものはなにか。
それは「恋」である(あ、2番目は「愛」ね)。
しかし脳を活性化させ生き物として若々しくあるためには、
これらが非常に重要であるとも聞く(真偽は知らぬが)。
このままではいけない。
早速補充する必要があると思うのだ。

上記はツタヤでの脳内議論のエピソード(笑)
本日のひさたろシアタの作品選びにおけるおハナシ。
そういう理由であるから、
今日はひとつ「恋」というテーマで作品選び。
で、「ハナミズキ」と「男はつらいよ」の両雄で激しく悩んだ挙句、
やってきたのが以下の作品。
「BANDAGE」(バンドな映画)
「沈まぬ太陽」(男男した映画)

…。
なんでこんなことになってしまったのかは全くもって不明。
仕方ないので「恋」はまた今度。

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2011/03/05 21:46
ご機嫌もーど。
inオレンチ

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D110305
福井駅前にて。


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2010年6月 4日 (金)

復活のひさたろシアタ

6月4日(金) ■ 復活のひさたろシアタ ■
オレは邦画が結構好きで、
一時期ずいぶんはまっていた。
ひさたろシアタと銘打って、
休日の前日の夜、酒を飲みながら映画を楽しむというもの。
そういえば最近めっきりやってないなーと思って過去の日記を調べてみたら、
ナント、2008年の11月を最後に休館状態が続いている。
そういえばその時期を境に転勤やらなんやらで大忙しの生活を送ってたっけ。

と、いうわけで、
せっかく思い出したので今日から復活させることにした。
うまく抜いてやることは仕事をうまく進めるためにも大事なのだ。
このブログがアップされるころ、
オレはまったり座椅子に腰掛けながら、
おつまみに舌鼓をうちつつ酒をなめ、
いいとこになった映画を観ているに違いない。

そんな今日の、
上映作品:「うた魂」
酒:「吟醸立山」
肴:「アサリのバター蒸しと自家製唐揚」

準備がいそがしので今日の日記はここまで。
ふふんふんふん♪

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2010/06/04 22:12
準備準備。
inひさたろシアタ

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D100604
名古屋港にて


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