2013年3月 4日 (月)
3月4日(月) ■ パーカーボールペンの新インク ■ |
先日、愛用しているボールペンのインクが切れた。
このボールペン、パーカーという海外のメーカのもので、
調べてみたところ鳥取市内で手に入れるるのは難しそう。
そこでネットで注文することに。
すると、2年前位にインクが新型になっているということがわかった。
オレとしたことが、万年筆に夢中で見落としていた。
で、早速購入、使ってみることにした。
買ったのはパーカークインクフローの青。
太さはM(中字)。
今までもマイナーチェンジは経験していたが、
今回は大きく変わった。
まず、色が違う。
前のものより濃くなり、
色も紫がかった感じ。
プラチナの万年筆のインクのブルーブラックに近づいた感じか。
インクは少し柔らかくなった感じでなめらか。
前のやつは少し硬い感じだったから、
書き味自体がずいぶん変わった。
オレは新型、結構好きだったが、
好みはわかれるかも。
次は違った太さと色にも挑戦してみようと思っている。
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2012/08/06 0:31
ねる。
inオレンチ
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ちょっとわかりずらいか。
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2013年2月 4日 (月)
2月4日(月) ■ ツバメノート comfort ■ |
万年筆に定評のあるツバメノート。
先日文具屋に行ったところ、
そのツバメノートにcomfortなるラインナップが出来ていたので買ってみた。
書くことに特化したノートだとかなんとか。
で、(万年筆で)使ってみた感想。
普通のツバメノートに比べると紙がややクリーム色がかっている。
紙も少し薄い印象をうけた。
インクの吸いとフローはよい。
このため滑らかにすらすら書ける。
残念なのは若干インクの裏移りがあること。
同条件でベーシックなツバメノートでは起こらないのを考えると、
このノートの特性か。
色移りではベーシックなツバメノートの勝ち。
インクフロー、インクの吸い、書き心地はcomfortの勝ちといったところ。
一長一短あるので、
あとは好みの問題か。
試してみる価値はあり。
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2012/10/06 20:16
定例3本目。
in服部珈琲工房
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左がノーマル、右がcomfort
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2012年9月26日 (水)
9月26日(水) ■ 万年筆のススメ 番外編1 【ガラスペン No.2】 ■ |
前回のつづき。
前回はガラスペンの便利さを書いた。
ただ、このガラスペン、便利なだけではない。
ものにもよるがものすごくオシャレなのである。
ただペン先がガラス出来ているだけのものもあるが、
よいものになるとペン軸も含めて全部ガラスでできている。
こいつは一種のガラス細工のようなもので、
一本のガラス棒の先っちょをペン先に加工して作られているのだ。
そしてこれがすごくカッコイイ。
どうせ持つならペン先だけガラスの安いやつよりは、
こっちのいいやつを持ちたい。
書き味もこっちのほうが断然よい。
ガラスペンは万年筆以上に値段と書き味が直結する傾向があるので、
買うときはそのことを頭の片隅に置いて選びたい。
ガラスペン、
ずいぶんと持ち上げたが、
じゃあ欠点はないのかと言えば、ちゃんとある。
最大の欠点と言えば割れやすいこと。
特にペン先は取り扱いを間違えるとすぐに欠けてくれる。
お気に入りのガラスペンが欠けた日にゃもうがっかり。
でもがっかりするくらいステキなペンであるということでもある。
オレが使っているのはこれかなぁ。
エルバン ガラスペン ねじりタイプ
このあたりになると書き味もよくてカッコイイ。
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2012/09/21 19:53
いくか。
in服部珈琲工房
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手前のがお気に入りのガラスペン。
奥はつけペン。
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2012年9月19日 (水)
9月19日(水) ■ 万年筆のススメ 番外編1 【ガラスペン No.1】 ■ |
前回はこっち。
久々にこのシリーズのエントリ。
今回は少し万年筆から離れて番外編を書いてみる。
万年筆で瓶インクを使っていると困ったことが出てくる。
それは瓶インクの種類が増えてくること。
そうなるとちょいちょいインクの種類を変えたくなる。
しかしこれがなかなか簡単にはいかない。
万年筆はインクの種類を変えるとき、十分洗浄をしてやらねばならずこれが結構手間。
気軽にというわけにはいかない。
さらに手持ちのインクが増えてくると、
入れ替えるほどではないが、
別のインクを使いたい!と思うことが出てくる。
こういう時に役に立つのが、つけペンとガラスペン。
つけペンとはマンガ家が使っているインクにつけて書くタイプのペン。
ペン先は万年筆に似ており、
本体に様々なタイプのペン先をつけることができる。
ただ書き味はよくない。
安いのがミリョク。
じゃあガラスペンはというと、
これもインクにつけて書くタイプのペン。
ただ書き味が抜群によい。
ペン先がガラスでできており、
細い溝が複数入っている。
インクにつけると毛細管現象でインクが吸い上げられ、
そのインクで文字が書けるというワケ。
吸い上げられるインクの量も多く、
ノートを半ページ位かけるのもある。
そんなガラスペンについてもう少しか書きたいが、
長くなるのでまた次回。
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2012/08/08 23:08
かえらなきゃ。
inマイオフィス
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横浜にて。
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2012年6月20日 (水)
6月20日(水) ■ 万年筆のススメ No.11 【青インクの魅力】No.2 ■ |
前回はこっち。
さて、前回の続き。
オレのお気に入りの青インクたちの紹介。
プラチナ・ブルーブラック
一番長く使っているのがコイツ。
ブルーブラックの中では明るめの色。
ブラックというよりはブルーに近く、
そのブルーも少し紫が入ったような色。
インクの流れが良くてにじみにくいのもポイント。
ペリカン・ブルーブラック
これも長いこと使っているお気に入りの1つ。
プラチナブルーブラックと比べるとやや落ち着いた色合い。
鉄を使った大昔からの製法で、保存に強いとか。
インクフローはプラチナほどではなく、
まあまあといったところ。
パイロット・iroshizuku・月夜
パイロットのiroshizukuシリーズからはいろいろな色が出ているが、
その中でも一番気に入っているのがコレ。
無理やり分類すればブルーブラックの1つに入るのだろうが、
他のブルーブラックとはちょっとだけ趣が違う。
色合いがものすごく深い。
青+深緑+闇とでもいおうか。
確かに「月夜」っぽい色。
インクの流れは良くもないが悪くもない。
と、まあこんな感じ。
パイロットのiroshizukuシリーズ、ドクターヤンセンシリーズはかなり多くの色のインクを出しているので、
ブルー系に限らずおもしろい色がたくさんある。
街の文具屋さんで見かけたら、
たのんで試し書きをさせてもらうとよいかも。
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2012/06/10 13:33
ねみぃ。
in日本のどこか
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本当に微妙な差なため、
写真では伝わらないのが残念。
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2012年5月30日 (水)
5月30日(水) ■ 万年筆のススメ No.11 【青インクの魅力】No.1 ■ |
前回はこっち。
このシリーズ、だいたい書きたいことは書いた。
そろそろ佳境だと思っている。
そんな今回はインクのハナシ。
特に「青」インク。
万年筆を使っているとわかるのだが、
青インクは深い。
これは万年筆好きが共通に持っている認識だと思う。
その証拠に青にこだわりを持つ万年筆使いはかなり多い。
たぶん黒よりもスタンダードだし、
種類も黒より格段に多い。
なぜそうなのかといえば、
大昔の公式書類に使われたインクの色が青系だったらしいのだ。
ブルーブラックといわれる系で、
当時は鉄系の成分が入っており、保存がきいたとか。
今でもモンブランなど一部メーカーのブルーブラックは鉄系の成分を入れているらしい。
つまり歴史的に青が主役というわけ。
そういうわけで、
各メーカー、青だけで何種類も用意していたりする。
ブルーブラックに、ブルー、ライトブルーなど。
しかも同じ名前の色でもメーカーによって色合いが微妙に違っているからたまらない。
気になる人は青インク、いろいろ試してみるとよいかも。
伊東屋あたりへ行けば実物の色を見せてもらうこともできる。
どれもそんなに変わらんだろう、
と思われる方もいるかもしれないが、
これが全然違う。
次回、オレの常用青系インクを何本か紹介する予定。
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2012/05/27 20:16
定例3本目
in駅前ミスド
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2012年5月23日 (水)
5月23日(水) ■ 万年筆のススメ No.10 【ステキなノート達】 ■ |
前回はこっち。
前回は紙の重要さについて書いた。
今回はオレが実際に使っているノートをいくつか紹介する。
(1)ツバメノート
なんといっても安定感があるのがコイツ。
万年筆使いの中では有名で、
フールス紙というよい紙を使っている。
インクの吸いがよく、
ペン先の引っ掛かりも少ない。
紙も厚めで裏写り、にじみも少ない。
値段も普通のノート並みでコストパフォーマンスは最高。
(2)コクヨ・キャンパスノート
最も手に入り安いコイツ。
パフォーマンスはよくもないが悪くもない。
そういう意味では安定しているノート。
紙は薄いが裏写りはあまりしないし、
ペン先の引っ掛かりもあまりない。
が、インクの吸いがやや少ないか。
(3)etranger di costarica(エトランジェ・ディ・コスタリカ)
オレが結構気に入っているのがコイツ。
ペン先の引っ掛かりが多少あるが、
インクの吸いが抜群によい。
値段がお手頃なのもよいが、
マニアックなためどこの店でも手に入るというものではない。
コイツの最大の特徴は表紙のデザインを楽しめること。
スタンダード、写真、アニメなど、
表紙のデザイン違いが何十種類もある。
オシャレさを楽しむことができるノート。
(4)MIDORIノート
デザインノートで安定感があるのがこいつ。
インクの吸い・ペン先の引っ掛かりともに、
抜群というわけではないが悪くもない。
これも表紙デザインがたくさんあり、
オシャレに楽しむことができる。
特に写真系が充実していて、
そいつらが結構かっこいい。
(5)ライフノート シェプフェル
これも知る人ぞ知るノート。
エトランジェほどではないが、インクの吸いはかなりよい。
紙はあまり厚くないが、裏写りはほとんどない。
ペンの滑りもかなりよいのが特徴で、
書いていて心地よい。
表紙のデザインもオシャレで気に入っている。
値がちょっと張るのが難か。
ちなみにシェプフェルの上位にノーブルというラインナップがあるが、
これは高くて使う気になれず。
うわさではものすごくよいらしい。
と、まあそんな感じ。
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2012/05/23 23:00
このシリーズもそろそろ佳境。
inオレンチ
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左からMIDORI、エトランジェ、Lifeの各ノート達。
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2012年5月16日 (水)
5月16日(水) ■ 万年筆のススメ No.9 【紙のハナシ】 ■ | 前回はこっち。
万年筆を使っていて意外と重要なのが紙。 紙ごときでそんな変わるもんか、と思われる方もいるかもしれないが、 これがなかなか侮れない。 紙によってインクの出方がものすごく変化する。 これによって当然書き味も変化してくれる。
紙の評価ポイントは大きく分けて2つ。
1つ目はインクの吸引力。 これが紙によってずいぶん違い、 同じ万年筆に同じインクを入れて書いても、 本当に同じインクだろうかと思うほど色が変わることがある。 もちろんこれは紙のインクの吸引力による。 吸引力の高い紙はインクがたくさん出てくる。 つまりインクフローがよくなるわけ。 これによって書き味は滑らか、インクの色は濃くなる。
じゃあインク吸引力が高いほうがいいかというとそうでもない。 色の濃さと書き味は各人の好みによるところが大きい上、 濃さが別の問題を引き起こすこともある。 それが紙の2つ目の評価ポイント。 インクの裏写り具合。 インクがよく出るのはよいが、 これが浸透しすぎて紙の裏に写ってしまうことがある。 この程度ならまだよいが、 ひどいものになると1枚下の紙にまで漏れて写ってしまうことも。
この2つのバランスが非常に重要なのだ。 紙には他にも滑らかさ(ペンのひっかかり)、 インクのにじみ、使用する万年筆やインクとの相性、 などの評価ポイントがある。
ほんとに紙でそんなに変わるのかよ! と思われる方は、 だまされたと思って、 コクヨのキャンパスノートとコピー用紙数種類、 無印のノートあたりを入手して試してみて。 違いが実感できるはず。
以上のことをふまえて、 次回、オレが実際に使ってみたノート達+αのうちのいくつかを紹介してみようと思う。
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----- 2012/05/16 23:47 疲れたねー。 in鳥取市内
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横浜市内にて。 |
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2012年5月 9日 (水)
5月9日(水) ■ 万年筆のススメ No.8 【メンテナンス】 ■ |
前回はこっち。
今回はメンテナンスについて。
万年筆のメンテナンスはなんといっても使うこと。
万年筆の不具合の原因はその多くがインク詰まりなのだが、
よく使うことで万年筆内のインクが流動的になり、
常に新しいインクが供給され乾きづらく、固まりづらくなる。
よく使う万年筆は長いこと使っても本当に詰まらない。
意識して使う、無駄に本数を増やさないってのが鉄則。
まあそうは言っても詰まらすこともある。
詰まってしまったときはどうするか。
(1)ぬるま湯につける
(2)コンバータの場合は水を入れたり出したりする
(3)何度かぬるま湯を変え、出てくるインクの量が減ってきたら、そのまま水につけて一昼夜おく
これでだいたい大丈夫。
詰まった時はもちろん、
違うインクと入れ替えるとき、
長期保存のためにインクを抜くときにもこれをやっておくといい。
特にインクの種類を変えるときは、
前のインクが残っていると化学変化して大変なことになることもあるという。
しっかり洗浄しておきたい。
ちなみに、インク洗浄はメーカに頼むとより強力にやってくれる。
自力でダメでもメーカに依頼すると直ることも。
専門業者のメンテだと他にも、
ペン先の柔らかさや書き心地などの調整なんかもある。
こっちはお金のある人向けだけど、
結構すごいという噂。
書き心地メンテ専門の職人がいるとも聞く。
オレは貧乏なので体験したことがないため、
これに関する記述は他に譲る。
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2012/05/09 23:33
明日も早い。
inオレンチ
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京都市バス内か。
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2012年4月18日 (水)
4月18日(水) ■ 万年筆のススメ No.7 【ペン先基本編~No.3 太さ・その他】 ■ |
前回はこっち。
いよいよペン先基本編ラスト。
ペン先で忘れてはならないものに、
「字の太さ」がある。
だいたいの万年筆はどんなモデルでも細字・中字・太字の3種類くらいは用意されている。
モデルによってはこれらに加えて、
超極細・極細・極太・超極太なんてのが用意されているものもある。
そりゃあ太さがいろいろあるのは当たり前だと思われるかともいるかもしれないが、
万年筆の場合、字の太さは書き味にもろに影響する。
どういうことか。
万年筆というのインクの流れやすさ(インクフロー)が書き味に大きく影響することは前に書いた。
よく考えればわかることなのだが、
字の太さ=インクフローになっているのだ。
これも好みの問題だが、
太ければ太いほどインクフローがよいため、
書き味がよいと、一般的には言われる。
万年筆ファンはどんどん太字にひかれる傾向があるらしいが、
それはこの書き味のせい。
そしてペン先でもう一つ書いておきたいのが、
ペン先の本当に一番先っちょの作り。
普通の万年筆はさきっちょに一部盛り上がりがある。
これはペンポイントと呼ばれ、
イリジウム合金でできている。
これも書き味に直結するらしい。
金は摩耗するのでそれを防ぐ役割もあるとか。
激安の万年筆(使い捨て系)にはついていないことが多い。
と、まあ、3回にわたってつらつらとペン先について書いたが、
基本はだいたいこんなとこ。
万年筆のススメ 目次へ
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2012/04/18 23:16
ねよう。
inオレンチ
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ペン先に微妙に盛り上がりが見える。
これがペンポイント
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