ストーリモノ

2011年12月13日 (火)

金管アンサンブルと現代音楽 No.5

12月13日(火) ■ 金管アンサンブルと現代音楽 No.5 ■
前回はこっち
初回はこっち

完全に怒っている。
もう鬼のような形相である。
確実に怒られると思ったその瞬間だった。

「すばらしい!」
と審査員のおじさま。
もう何が何だかわけがわからない。
「この吹きたくて吹けないという焦燥感。
 作曲者の意をくんだ実にすばらしい表現力だ!
 きみぃ、すごいよ!!」

と、まあそういうわけで、
なぜか金賞を受賞した、
じゃじゃじゃじゃーん、
~完~
というところで目が覚めた。

こんなくだらない夢のお話にこんなに長々と付き合ってくれてありがとう。

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2011/11/27 20:25
定例4本目。
inオレンチ

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D111213
夕暮れの九州。


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2011年12月 6日 (火)

金管アンサンブルと現代音楽 No.2

12月6日(火) ■ 金管アンサンブルと現代音楽 No.2 ■
前回はこっち

スタジアムの中に入ると、
そこは音楽のあふれた空間。
中央のステージで見たことのある女性歌手が静かなバラードを歌っていた。
観客もしんみりと聞き入っている。

係員に、チケット持っていないけど入れないか交渉してみた。
するとサッカーの再入場扱いで大丈夫だという。
自由席のゾーンに案内され静かに席に着く。
なんて美しい歌声なんだろう。
会場の客達とともに彼女の歌の世界に引き込まれる。
心が洗われるというのはこういうことをいうのだろう。

気付くと、歌は終わっていた。
始めはぱらぱらと、
すぐに激しくなったその拍手の中、
彼女は一礼。
そして、
「ありがとう。  続いてはアンサンブルの時間です。
 最後まで楽しんで行ってください。」
その言葉を残してステージの後ろへと消えていった。

「次は○×△楽団による金管アンサンブルです」
という場内アナウンス。
それとともに知った顔が次々と登場。
その中の一人がオレを見つけて声をかける。
「ひさ、そんなとこで何やっているんだよ。
 さっさとこっち来いよ!」
と。

何が何だかわからないままステージ上までいくと、
トランペットと楽譜が手渡された。
混乱するオレ。
だいたいトランペットなんて吹けない。

「よし、準備はいいか?
 じゃあ行くぞ!」

そして大混乱のまま演奏は始まった。

つづく

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2011/11/27 19:54
定例1本目。
inオレンチ

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D111206

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2011年12月 3日 (土)

金管アンサンブルと現代音楽 No.1

12月3日(土) ■ 金管アンサンブルと現代音楽 No.1 ■
オレはよく夢を見る。
それも結構鮮明かつ凝っていて、
軽く映画のようなストーリー展開をする。
で、今回もすごい夢を見たのだ。
では、お楽しみいただこう。

3、2、1、~久映~(荒波の映像)

どういうわけか、オレはサッカースタジアムにいた。
人生初のサッカー観戦。
赤いユニフォームのチームの応援だった。
会社に行く途中、
吸い寄せられるようにフラッとスタジアムに入ってしまった。
会社に行かなければならないのに、
なぜかここにきてしまったのだ。

客席に入るとそこは熱気で満ち溢れていた。
ちょうどキックオフの瞬間。
観客の声援で自分の声が聞こえない。
笛の音とともにサッカーボールは走り出す。
すばやい動きでボールは赤いチームの陣地に切り込む。
わずか数十秒でシュートが放たれ、
応援席からは悲鳴にも似た声が上がる。
しかしボールはわずかにゴールを外れ、
赤いチームのキーパーに渡される。

ここからは本当にあっという間だった。
赤いチームの人から人へボールは巧みに移動し、
気づいた時は青いチームのゴールネットを揺らしてた。
応援席は大歓声。
しかしオレはそれにノリ切れない。
大声援が頭に響き、だんだんと気持ちが悪くなってきた。

仕方がないので客席を立ち、
扉をくぐって客席の外の通路へと出た。
少し遠く小さくなった歓声を聞きながら、
ぶらぶらと通路を歩いてからだの熱を冷ます。

すると、外の歓声がパタリと止まったのだ。
真っ白な静寂があたりを支配する。
オレは気持ち悪いのを忘れ、
再びスタジアムへと入っていった。

つづく

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2011/11/15 23:22
おつかれちゃん。
in福井city

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D111203
京都か。


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